Home製紙産業の現状 > 世界の中の日本

製紙産業の現状

世界の中の日本

世界の紙・板紙生産量

2019年の世界の紙・板紙生産量は、4.1億トンと前年比1.7%減少した。リーマンショックの影響を受けた2009年以来、2年連続の減少となった。世界最大の生産国である中国が減少に転じた一方で、インドやインドネシアなどでは前年を上回っていおり、アジア地域でも国により様相が異なっている。

世界の紙・板紙生産量 <2019>

世界のパルプ生産量

2019年の世界のパルプ生産量は約1.8億トンと前年比2.2%減となった。近年の傾向として、北米地域から、豊富な森林資源を背景に、チリやブラジル等の南米地域、インドネシアなどのアジア地域にシフトが進んでいる。

世界のパルプ生産量 <2019>

国民一人当たりの紙・板紙消費量

2019年の日本の国民一人当たりの紙・板紙消費量は202.7㎏と世界でもトップクラスの水準にある(RISI資料による)。一人当たり消費量は、発展途上国より先進国が高い傾向にあり、世界平均では54.6㎏となっている。なお、生産量が世界最大の中国は78.0㎏と世界平均は超えているものの、先進国と比較すると未だに低い水準にある。

国民一人当たりの紙・板紙消費量 <2019>

各国の古紙回収率及び利用率

現在、日本の古紙リサイクルは、利用率・回収率ともに世界トップクラスを誇っている。その背景には、古紙から異物やインキを取り出す技術などが優れていることや、古紙の回収システムが古くから確立されていることに加え、国民の環境意識が高く、分別回収がしっかり行われていることなどが挙げられる。

各国の古紙回収率及び利用率 <2019>

世界の主要企業

2019年の紙・パルプ関連売上高の上位20社の顔ぶれは、北米が7社、欧州・その他の地域が10社、日本が3社となっている。トップのインターナショナル・ペーパー(米国)は1987年以降一貫して首位の座にある。

世界の主要製紙企業 <2019>