パルプの生産は10.5%増の948万トンと回復を見せたものの、リーマン・ショック前の2008年と比較すると約12%下回っており十分に回復したとは言い難い。
製紙用パルプ消費は、5.6%増となった。品種別には、BKPは、主な需要先となる印刷・情報用紙部門の回復が低調だったことが響き、生産と比べて低い伸びとなった。
輸入は前年比9.0%増となったが、これは前年に大幅に減った反動であり、2年連続で200万トンを下回る低い水準にとどまっている。
主な輸入先としては、3位のニュージーランドがシェア・量ともに伸ばした一方で、チリは地震の影響が響きシェア・量共に落とす結果となった。
輸出は、国際市況の上昇に加え、チリ地震等の影響から市場の逼迫感が強まったこと等を背景に、前年比2.5倍増、特にBKPについては前年比5.9倍増と高い伸びを記録した。




