製紙産業の現状

世界の中の日本

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世界の紙・板紙生産量

2012年の世界の紙・板紙生産量は、前年比0.2%増の約4億トン。アジア地域については、中国やインド、東南アジア諸国の経済発展を背景に高成長を維持しており、その存在感はより一層大きくなっている。国別では、中国が10,250万トンと世界1位。2位は米国(7,438万トン)、日本(2,608万トン)は世界3位に位置している。

世界の紙・板紙生産量 <2012>

世界の紙・板紙生産量 <2012年度>

世界のパルプ生産量

2012年の世界のパルプ生産量は前年比1.6%減の約1.8億トン。紙・板紙の生産量はほぼ横ばいで推移したが、古紙利用の促進等を背景に減少したと見られる。北米地域の生産量が世界全体の約4割弱を占めており、また、チリやブラジル等の南米地域においても、恵まれた気候・土地環境を背景に、複数の大規模パルプ設備が稼働しており、今後更なる新増設も計画されている。

世界のパルプ生産量 <2012>

世界のパルプ生産量 <2012年度>

国民一人当たりの紙・板紙消費量

2012年、日本の国民一人当たり紙・板紙消費量は218㎏と世界トップクラスにランクインしている(RISI資料による)。なお紙・板紙生産量で世界1位の中国は、74.7㎏と世界平均(57.2㎏)は超えているが、先進国等と比較すると未だに低い水準にある。

国民一人当たりの紙・板紙消費量 <2012>

国民一人当たりの紙・板紙消費量 <2012年度>

各国の古紙回収率及び利用率

現在、日本の古紙リサイクルは、利用率・回収率ともに世界トップクラスを誇っている。その背景には、古紙から異物やインキを取り出す技術などが優れていることや、古紙の回収システムが古くから確立されていることに加え、国民の環境意識が高く、分別回収がしっかり行われていることなどが挙げられる。

各国の古紙回収率及び利用率 <2012>

各国の古紙回収率及び利用率 <2012年度>

世界の主要企業

2012年の紙・パルプ関連売上高の上位20社の顔ぶれは、北米が7社、欧州・その他の地域が9社、日本が4社となっている。トップのインターナショナル・ペーパー(米国)は1987年以降一貫して首位の座にある。

世界の主要製紙企業 <2012>

世界の主要製紙企業 <2012年度>

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