王子グループは、国内外事業場において、責任と権限を有する事業場長が安全衛生の責任者として、安全衛生に関する業務を統括管理し、安全衛生管理体制を確立しています。労働安全衛生マネジメントシステムを構築し、適切なリスクアセスメントや安全監査を実施しています。また、従業員の参画による労使一体となった安全衛生活動を展開しています。
安全大原則とルールの完全遵守、機械・設備の安全化推進、安全活動の活性化などの重点施策に取り組んでいます。
紙パルプ業界のマテリアリティごとに、会員各社の取組事例を紹介します。
労働環境の向上推進(「従業員の生活水準の向上に資する取組の推進」含む)
職場の安全衛生の確保(王子グループ)
安全衛生活動「セーフティウェンズデー」の実施(大王製紙)
グループ規模でISO45001認証を取得(北越コーポレーション)
北越コーポレーション株式会社は、2021年5月に国際的な安全衛生規格である「ISO45001」認証を取得しました。また、2024年の更新審査では、hSA25目標達成への歩みを着実に推進するため、全工場に関係するグループ会社をISOシステムの関連事業場に加えました。北越グループが一体となりISOの規格要求を遂行することで、安全衛生パフォーマンス向上の実現に取り組んでいます。
「ISO45001」
マネジメントシステム登録証
メンタルヘルスケア研修の実施(北越コーポレーション)
北越グループは、メンタル疾患予防の観点から職場におけるメンタルヘルスケアとラインケア・セルフケアを重要な方策と考え、グループ従業員を対象に「メンタルヘルスケアとセルフケア」について研修を実施しています。研修を通じ、ストレスに対しての対処法を学ぶとともに、働きやすい職場環境づくりの強化をめざします。