
紙は、紀元前2世紀頃、中国で発明されたと考えられています。当初は試行錯誤しながらいろいろな方法で紙が作られていたようですが、西暦105年頃に蔡倫(さいりん)という後漢時代の役人が行った製紙法の改良により、使いやすい実用的な紙がたくさん作られるようになったと言われています。
ちなみに蔡倫が紙作りに使った材料は、 麻のボロきれや、樹皮などでした。
そもそも紙ってなに?
水中でばらばらにした植物などの繊維を、薄く平らにのばして乾かしたものです。
厳密に言うと、パピルスは茎をそのまま並べて作ったものなので、紙とは言えません。