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サステナビリティ|取り組み事例

紙パルプ業界のマテリアリティごとに、会員各社の取り組み事例を紹介します。

ダイバーシティ&インクルージョン(人権の尊重含む)

多様な人材の能力開発・キャリア形成およびワークライフマネジメント向上の取組み(王子グループ)

王子グループの健康経営の取組(王子グループ)

「奨学ナプキン」の取り組み(大王製紙)

経済的な理由から生理用品を購入できない「生理の貧困」が社会問題として顕在化し、女性の健康や尊厳に関わる重要な課題となっています。大王製紙株式会社の生理用品ブランド「エリス」は、多様性のある社会でひとりひとりの生理に寄り添うプロジェクト「meet my elis」の一環として、「だれかではなく、あなたのそばに。」のメッセージのもと、「生理の貧困」に着目しました。これからの未来を支えるZ世代を支援するため、様々な理由で生理用品の入手が困難な学生を対象に、生理用ナプキンを1年間無償でプレゼントする「奨学ナプキン」に取り組んでいます。

外国籍及び女性新卒者の積極的な採用(巴川製紙所)

株式会社巴川製紙所は、違った価値観や考え方を持つ者がいることで組織は活性化され、柔軟で独創的な企業活動に繋がると考え、多様な人材が適材適所で能力を発揮できる環境づくりや外国籍及び女性新卒者の採用を積極的に行っています。
直近10年間(2012年~2021年)の新卒者採用は合計90名で、そのうち外国籍新卒者は18%です。また、当社の新卒者採用は技術系が7割を占めますが、女性エンジニアも積極的に採用しています。

多様な”人財”が適材適所で活躍しています

海外チップサプライヤーの人権配慮の確認(日本製紙)

日本製紙株式会社は、人権への配慮の観点から、調達担当者が海外各地のチップサプライヤーを直接訪問し、健康・衛生・安全・防災・地域環境に関するヒアリングを行うとともに、現場の視察を行っています。ヒアリング内容は毎年見直し、木材チップの調達を行っているすべての国を対象に、取引量やリスクの高さを考慮して、順次実施しています。2020年度はタイで実施しており、コロナ禍を考慮して、当社の現地駐在員が視察・確認を行いました。

タイでの視察の様子

ダイバーシティ勉強会の開催(日本製紙)

人権方針の制定(北越コーポレーション)

北越グループは、「人権の尊重」に関する取り組みを推進するため、「北越グループ人権方針」を制定しました。今後は人権研修の実施や社内環境を整備し、持続可能な成長をめざします。