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サステナビリティ|取り組み事例

紙パルプ業界のマテリアリティごとに、会員各社の取り組み事例を紹介します。

資源の有効活用

ボイラー石炭灰を建築資材に加工(日本製紙)

日本製紙株式会社は、石巻工場において、自家発電のために稼働している石炭ボイラーで発生する石炭灰を加熱改質し、コンクリート用混和材「CfFA®」として販売しています。CfFA®をコンクリート材料として配合することで、施工性の向上やコンクリートの長期強度の増進などの効果が発揮できます。地産地消の建築資材として、これまでに、東北地方の震災復興工事(橋梁、防波堤など)などで採用されています。

JR気仙沼線桜川橋梁(宮城県本吉郡南三陸町)
橋桁、アーチ部、縦鋼にCfFA®使用

再生資源土木資材「リグローブ」(三菱製紙)

廃棄物ボイラから発生した焼却残渣は、石炭ボイラから発生する残渣とともに再生資源土木資材「リグローブ」やセメント原料として再資源化されているほか、鉄鋼原料としても再利用されています。廃棄物の有効利用により、最終処分を削減し、同時に化石燃料の使用量削減につなげています。

リグローブ施工例

段ボール工場の端材の有効活用(レンゴー)

レンゴーグループでは、段ボール工場の生産工程で発生する段ボールの端材をレンゴーグループの製紙工場の原料として100%リサイクルしています。端材の輸送には、製紙工場から段ボール原紙を運んだトラックの帰り便を活用し、物流面での効率化や省資源化も同時に進めています。
また、製紙工場から遠方の段ボール工場では、近隣の同業他社と段ボール端材のバーター取引を実施し、双方の交錯輸送の削減を図っています。

機密古紙の製紙原料としての利用(レンゴー)

レンゴー株式会社の製紙工場3拠点(八潮工場・尼崎工場・利根川事業所)では機密古紙専用の処理設備を導入し、従来情報漏えいの問題から焼却処理されていた機密書類を製紙原料として利用しています。
機密古紙の利用に当たっては、情報セキュリティ管理の国際規格であるISO27001の認証を取得し、セキュリティの完備された専用施設内での原料受け入れなど、適切なセキュリティ管理を行っています。