日本製紙株式会社は、2020年にストローレス学校給食用紙パックを開発しました。開封しやすさや衛生面に工夫した設計とした上で、ストローを必要とする方にも配慮しストロー穴は残す構造としました。2022年度の供給予定本数は2億本に上り、ストロー1本を0.5gとすると年間約100トンの石化由来プラスチックが削減されます。CO2排出量削減を通じて気候変動問題の解決に寄与するほか、分別の手間省略や、幼少期から環境意識を高める効果も期待されます。
紙パルプ業界のマテリアリティごとに、会員各社の取り組み事例を紹介します。
水リスクの評価と対応(王子グループ)
「ゼロCO2 2050」を宣言(北越コーポレーション)
プラスチック代替素材の開発(北越コーポレーション)
エコシップ型チップ船(北越コーポレーション)
チップ内航船の活用(北越コーポレーション)
北越グループは、パルプの安定供給の推進と物流の低CO₂を目的として、 トラックを主体とした輸送方法から、環境負荷の少ない内航船を利用した輸送方法へ切替をすすめております。モーダルシフトの受け皿でもある船舶分野においても積極的に活用し、CO2の排出量の削減を図っております。