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夏休みイベント「汐留サマースクール2025」に出展! その他

2025.07.25
ロゴ

日本製紙連合会は2025年8月2日(土)・3日(日)、東京都・汐留で開催される日本テレビ主催イベント「汐留サマースクール2025」にブースを出展します!
「汐留サマースクール」は、子どもたちの好奇心を育み、親子で楽しく学べる夏休みの体験イベントです。主催の日本テレビに加えて多くの企業・団体が参加し、体験ブースやステージなど、さまざまな学びの機会を提供しています。

当会では昨年に引き続き、地下コンコース会場に「つくって、さわって、楽しく学ぼう紙のこと」ブースを出展。ここで体験できるのは次の2コーナーです。

  • ・紙すきコーナー(協力:公益財団法人紙の博物館)
    オリジナルハガキ作りから、紙の作り方・リサイクルの仕組みを学べます。
絵はがき
  • ・紙工作コーナー(協力:全日本紙製品工業組合)
    封筒を使って動物をつくる紙工作や、封筒づくり、折り紙を体験することができます。
絵はがき
紙工作

世界に一枚のオリジナルハガキ

「紙すきコーナー」は使用済み牛乳パックから新しい紙を作ることで、紙の作り方とリサイクルの仕組みを学べるブースです。次のような手順で楽しく紙作りを体験できます。

1 ロケットや花火、動物など、好きなモチーフのすき枠を選ぶ

2 パルプを水に分散させた原料液をくみ上げて水気を切る

3 好きな飾りをつけ、さらに薄い紙をのせる

4 プレス機にかけて水をしぼる

5 アイロンをかけて乾かす

6 完成

これですかし模様と飾りが入った、世界に一枚だけのオリジナルハガキができあがります。会場ではスタッフが参加者一人ひとりを丁寧にサポートするため、低学年のお子さんも安全に参加いただけます。
そして、「紙工作コーナー」には色とりどりの紙やシールを用意。オリジナル封筒や、封筒から動物をつくる工作を楽しめます。
いずれも身近な紙の魅力を感じ、紙について学んでもらえるブースになっています。どちらの制作物も持ち帰っていただけるので、夏休みの工作や自由研究にもぴったりです。

開催日時:2025年8月2日(土)・3日(日) 10:30~17:00
会場:新橋駅~汐留駅間地下コンコース
参加費:無料
事前予約:不要
所要時間:30分(紙すき)、15分(紙工作)

※会場アクセス・タイムテーブルなどの詳細は以下からご確認ください。
https://lab.ntvhd.co.jp/summer-school/program/detail17.html

イベントの会場スタッフも紙すきを体験

「紙すきコーナー」は、公益財団法人紙の博物館のご協力のもと運営します。1950年に開館された東京都北区にある同館では、紙の歴史や文化を伝える資料展示を行っており、日本製紙連合会も後援団体として運営に関わっています。
館内では常設展示のほか、企画展やイベントも定期的に行われており、今回の出展には同館の人気イベント「紙すき教室」のノウハウが活かされています。
2025年7月には、イベントのサポートスタッフを対象に講習会を実施しました。博物館の担当スタッフが、紙の原料や作り方、リサイクルの現状などを詳しく解説。当日使用する道具で紙すき体験も実習しました。会場にも博物館と同じ紙すきセットを用意してお待ちしています。

リサイクルの優等生・紙を学ぶ

紙の原材料は植物などから取り出した繊維(パルプ)。これを薄くひろげて乾かしたものが、私たちの身近にある紙です。一般的に紙の原料に使用している木材は建築資材から出た端材や植林木で、植林にはユーカリなど成長の早い樹木が活用されます。こうした木は成長過程で空気中の二酸化炭素を吸収するため、実は地球環境の保全にも貢献しているのです。
また、紙は再利用しやすい特徴があり、「リサイクルの優等生」とも言われています。特に日本ではリサイクルの取り組みが進んでおり、紙の原料の60%以上を古紙が占めています。
今回の「紙すきコーナー」では、牛乳パックを再利用した紙すきを通して、こうした紙の循環利用と環境への配慮を学べます。もし気になることがあれば、気軽に会場スタッフへ質問してみてください。
昨年は各コーナーに300名以上が参加し、「紙の作り方がわかった」「勉強になった」という感想をもらっています。そして、なによりも多かったのは「楽しかった!」という声です。
紙の魅力にふれながら、楽しく学べる夏の2日間。汐留でお待ちしています!