2022年よりサントリーホールディングスが使用する大阪から東京への鉄道コンテナに、大王製紙株式会社の紙製品を混載しています。加えて関東・関西地区でラウンドで運行するトレーラー輸送でも空きスペースに混載するとともに、中間地点にある大王製紙の拠点をスイッチポイントとして活用し日帰り運行が可能となるスキームを新たに構築しています。この取組みにより年間約216トンのCO2削減(見込み)及び、ドライバーの労働時間削減(働き方改革)に寄与します。
紙パルプ業界のマテリアリティごとに、会員各社の取り組み事例を紹介します。
ISO45001システムの活用による安全中期活動計画の目標達成(北越コーポレーション)
北越コーポレーションは、労働災害撲滅を目指した積極的な安全衛生活動を推進しています。2025年度に達成すべき目標を明確にした安全中期活動計画「hSA25(hokuetsu Safety Action2025)」を2020年にスタートしました。また、hSA25活動を確実に推進する手段として、国際的な安全衛生規格「ISO45001」の認証を取得しました。規格要求を確実に遂行することで、安全衛生パフォーマンスの向上を目指して取り組んでいます。
北越グループ全体で取り組む安全衛生活動「hSA25」(北越コーポレーション)
メンタルヘルスケア研修の実施(北越コーポレーション)
北越グループは、メンタル疾患予防の観点から職場におけるメンタルヘルスケアとラインケア・セルフケアを重要な方策と考え、グループ従業員を対象に「メンタルヘルスケアとセルフケア」について研修を実施しております。研修を通じ、ストレスに対しての対処法を学ぶとともに、働きやすい職場環境づくりの強化をめざします。