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【 団体の部 最優秀賞 】 | ||
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![]() 団体の部 最優秀賞 倉敷市立旭丘小学校の皆さん |
[ 講評 ]
全校児童307名で取り組んだ作品群は圧巻の一言。夏祭りの金魚すくい、虫取り、スイカわり、花火、プールで遊んだことなど一人一人の「夏休みの思い出」を小学生らしい純粋な視点から、多彩な表現力で描かれていました。また紙の厚みや質感からも、牛乳パックから苦労してはがきを作り、夏休みの思い出を一生懸命表現しようとした努力が手に取るように伝わり、多くの審査員の評価を受けました。
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【 団体の部 特別賞 】 | ||
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札幌市立手稲東小学校(北海道) | 107作品 |
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吹田市立千里新田小学校(大阪府) | 126作品 |
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川越市立仙波小学校(埼玉県) | 45作品 |
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西条市立庄内小学校(愛媛県) | 12作品 |
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平塚市立大野小学校(神奈川県) | 119作品 |
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【 個人の部 最優秀賞 】 | ||||||||||||||||||||
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[ 受賞の言葉 ]
夏休みに、お母さんが近所の直売所でトウモロコシを買ってきました。トウモロコシをゆでる前に妹と皮むきのお手伝いをしました。もぎたてのトウモロコシのヒゲは金色でやわらかく、皮も水分をたくさんふくんでいました。皮をむくと、中には、今にもはじけそうなツブがきゅうくつそうにならんで、一つ一つがピカピカして、つやつやして、なんだかとても小さな水風船がたくさん入っているみたいに見え、その時の事を描きました。紙作りは三年生から何度か作り、今年は平らな紙が出来るように窓ガラスに貼り、かんそうさせました。一番最初に作ったハガキでおばあちゃんに手紙を出したら、とてもよろこんでくれ宝物にしてくれています。紙は何度も生れ変る事が出来ますが、おばあちゃんに出した手紙とトウモロコシの絵はがきは、ずっとハガキのままでいてほしいと思います。夏休みに食べたトウモロコシ、作ったハガキ、そして賞を取れた事、全部が宝物になりました。 |
[ 講評 ]
たわわに実ったピカピカのトウモロコシが、食べられそうなほど上手に表現された本作品は、抄いた紙の出来映えもさることがら、不揃いな紙の端をトウモロコシの粒に見立てるなどの工夫が随所に見られ、大胆にトウモロコシを切り取った構図、絵の技量とも高く評価されました。 |
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[ コンクール事務局より]
平成16年から始まった「手づくり絵はがきコンクール」も今年で12回目となりました。毎年全国各地からたくさんのご応募をいただいております。今年は2,125作品のご応募をいただきました。 絵はがきをつくる作業は、牛乳パックを一度繊維に戻して抄き返す作業が必要となるため、少し手間がかかったかもしれません。でもそうして一生懸命作った絵はがきは、厚さや質感など1枚1枚に個性があり、また描かれた「夏休みの思い出」はキラキラと輝いていました。それは今回ホームページで紹介している人たちだけでなく、全ての作品に共通して言えることだと思います。 夏休みの自由研究課題や環境学習の一環として学校単位でのご応募も多くみられました。児童の皆さんが牛乳パックから絵はがきをつくる事で、紙のリサイクルに対する興味や紙への親しみを持つきっかけの一助となることを願っています。 最後になりましたが、ご指導くださった先生方やご家族、地域の方々のご協力感謝いたします。 ありがとうございました。 |
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