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2023年度「カーボンニュートラル行動計画」フォロ−アップ調査結果(2022年度実績)について

2023 年 09 月 20 日
日本製紙連合会

  • 日本製紙連合会では、製紙産業の地球温暖化対策を推進するため「カーボンニュートラル行動計画」を策定し、その中で「国内の生産設備から発生する2030年度のエネルギー起源CO2排出量を2013年度比38%削減する」ことを目標に掲げています。この度、2023年度フォロ−アップ調査結果(2022年度実績)がまとまりましたので、以下の通り発表いたします。

    <調査結果の概要>

    1. 2022年度の「化石エネルギー起源CO2排出量」は1,434万t(基準年度の2013年度は1,883万t)。
    2. 2030年度の目標「化石エネルギー起源CO2排出量を2013年度比38%削減(CO2量で715万t削減)」に対して、2022年度実績は「2013年度比23.8%削減(CO2量で449万t削減)」。
    3. 2022年度は2021年度に比べ生産量が若干減少したことに加え、化石エネルギー原単位及びCO2排出原単位も改善しており、2030年度のCO2削減目標の達成は可能な状況で推移(進捗率63%)。
    4. 2022年度はとくに燃料転換(LNG、廃棄物、バイオマス)への投資が増加しており、今後のCO2削減への貢献が期待される。
    5. 植林面積については、2030年度までに65万haに拡張する目標に対し、2022年度実績は52.4万ha、2021年度に比べて1.4万ha増加し、対前年で11年ぶりに増加に転じた。

    調査結果については以下の資料をご覧ください。