「カーボンニュートラル行動計画」フォロ−アップ調査結果(2024年度実績)について
- 2025 年 09 月 22 日
- 日本製紙連合会
日本製紙連合会では、製紙産業の地球温暖化対策を推進するため「カーボンニュートラル行動計画」を策定し、その中で「国内の生産設備から発生する2030年度のエネルギー起源CO2排出量を2013年度比38%削減する」ことを目標に掲げています。
この度、「カーボンニュートラル行動計画」フォロ−アップ調査結果(2024年度実績)がまとまりましたので、以下の通り発表いたします。
<調査結果の概要>
1.2024年度の「化石エネルギー起源CO2排出量」は1,340万t(基準年度の2013年度は1,883万t)。
2.2030年度の目標「化石エネルギー起源CO2排出量を2013年度比38%削減(CO2量で716万t削減)」に対して、2024年度実績は「2013年度比28.8%削減(CO2量で543万t削減)」。
3.2024年度は、昨年度に比べ生産量が減少したことにより、化石エネルギー原単位及びCO2排出原単位は悪化してきており、生産体制の再構築等の対策が必要と考えられる。CO2排出量は、2030年度のCO2削減目標の達成が可能な状況で推移しているが、削減率は減少した(進捗率76%)。
4.植林面積については、2030年度までに65万haに拡張する目標に対し、2024年度実績は53.9万ha。海外8カ国目となるウルグアイの植林地を取得したことにより、昨年度と比べて2.0万ha増加した。
(参考)過去の調査結果 https://www.jpa.gr.jp/docs/stats/followup.php
調査結果(2024年度実績)については以下の資料をご覧ください。