結果発表
審査結果を発表いたします。
沢山のご応募ありがとうございました。

【 団体の部 最優秀賞 1校 】
富士市立青葉台小学校 (静岡県) 35作品   全作品を見る
団体の部 最優秀賞 富士市立青葉台小学校の皆さん
富士市立青葉台小学校・山崎先生の受賞の言葉
社会科の学習「ごみはどこへ」の中で、3Rの発展学習としての実践が、思いがけずこのような最優秀賞という素晴らしい賞を頂くことになり、大変感激しております。子どもたちは、給食の牛乳パックから手作りはがきを作ってみたいと考えました。そこで7月に、総合的な学習の時間を使って、試行錯誤しながら、はがき作りに挑戦しました。そして9月、4年2組では、その手作りはがきに夏休みの思い出を描いて親しい人に送ることにしました。世界で1枚だけの手作りはがきに、自分だけの大切な思い出を一生懸命に描きました。子どもたちの楽しそうな表情と、「こんなに素敵な絵はがきに生まれ変われて、牛乳パックもきっと喜んでいるね。」という言葉に感動しました。そこで、子どもたちの取り組みの記念にと応募したのが、昨年度の6年生が優秀賞を頂いた本コンクールでした。有意義な体験とうれしい受賞は、子どもたちの宝物です。深く感謝申し上げます。
講評
夏祭り、花火、スポーツ、旅行の思い出などが、小学生らしい純粋じゅんすいな視点で感情豊かんじょうゆたかに表現ひょうげんされており、ひとりひとりの「夏休みの思い出」が存分ぞんぶんに伝わってくる作品群さくひんぐんでした。また紙のあつみ、質感しつかんから、とても丁寧ていねいに抄かれていることがわかり、手間をかけて一生懸命いっしょうけんめい作ったことが伝わってきたことも高評価こうひょうかにつながりました。
個人の部・優秀賞を
受賞した髙柳さん
記念撮影
取材風景
祝辞

【 団体の部 優秀賞 2校 】
尾道市立向東小学校(広島県) 80作品
倉敷市立旭丘小学校(岡山県) 295作品

【 団体の部 特別賞 5校 】
尾張旭市立東栄小学校(愛知県) 81作品
川越市立仙波小学校(埼玉県) 47作品
才教学園小学校(長野県) 41作品
庄内町立立川小学校(山形県) 9作品
吹田市立千里新田小学校(大阪府) 124作品



【 個人の部 最優秀賞 1作品 】
上藤 幸歩 さん  吉野川市立鴨島小学校(徳島県)
作品タイトル『ゴーヤの王様』
個人の部 最優秀賞 上藤 幸歩 さん
吉野川市立鴨島小学校
上藤幸歩さんの受賞の言葉
最初は、「本当に牛乳パックからはがきが作れるのかな」と思っていました。でも、作っていくうちに、何だかわくわくしてきました。そして、牛乳パックがはがきに変身しました。おばあちゃんと一緒に植えたゴーヤのなえが大きくなって、たくさん実をつけました。私は毎日、ゴーヤに水をあげていました。ゴーヤの上の水てきに、太陽の光が当たると、キラキラ光って、とてもきれいでした。その様子を、はがきに書いてみようと思って、がんばりました。どうやったら、キラキラ光るゴーヤがかけるのかなといろいろ考えて工夫して色をぬっていきました。ついに、世界にたった一枚だけの絵はがきができあがりました。毎朝水をやったゴーヤの緑のカーテンはもうなくなってしまったけど、キラキラのゴーヤは、はがきの中で光っています。コンクールにさん加できたおかげで、最高の夏休みの思い出ができました。本当にありがとうございました。
講評
「ゴーヤの王様」というタイトル通り、迫力のある構図こうずで描かれている本作品は、夏の太陽の光を浴びてキラキラ光ったゴーヤが色彩しきさい豊かに表現されており、丁寧に抄かれた紙の質感とあいまって審査員しんさいんから高い評価を受けました。

【個人の部・優秀賞 6作品 】
1年生
2年生
北薗 健 さん
八尾市立東山本小学校(大阪府)
荒幡 りこ さん
富士見市立ふじみ野小学校(埼玉県)
作品タイトル『みー』
作品タイトル『ひまわりばたけ』
講評
はがき一面に夏の代表的な昆虫であるセミが描かれており、羽などの細部もしっかりと描写びょうしゃされている点が見事な作品さくひんでした。
講評
一面に咲いたきれいなひまわり畑が見事に描かれています。少しさびしくも楽しかった夏休みの一幕ひとまくが伝わってくる作品さくひんでした。
3年生
4年生
重政 亜弥 さん
岐南町立東小学校(岐阜県)
髙柳 麻緒 さん
富士市立青葉台小学校(静岡県)
作品タイトル『ラジオ体操がんばったよ』
作品タイトル『夏はやっぱりスイカだな』
講評
青空の下、夏休みのラジオ体操に頑張って取り組んだ笑顔の重政さんと水玉模様もようのかわいらしい蝶々が印象的な作品さくひんでした。
講評
鮮やかに描かれた大きなスイカを目いっぱい口をあけてほおばる姿すがたいん象的で、白抜きにした文字の書き方にも工夫が見られる作品さくひんでした。
5年生
6年生
馬屋原 弥和 さん
尾道市立向東小学校(広島県)
三輪 真之 さん
福崎町立田原小学校(兵庫県)
作品タイトル『金魚のふうりん』
作品タイトル『ホテルから見た花火大会』
講評
風に揺れる金魚の風鈴ふうりんが見事なタッチで描かれています。暑い夏が続く中にひと時の清涼感せいりょうかんを感じさせる作品さくひんでした。
講評
暗く描かれた風景ふうけいとのコントラストにより夜空に咲く色鮮やかな花火が上手に表現された作品さくひんでした。

【 個人の部 特別賞 10作品 】
 内山 咲 さん
新宿区立戸塚第二小学校(東京都)
『ここはあさがおのくに』
 大内 優真 さん
 ひたちなか市立那珂湊第一小学校(茨城県)
『花火』
 尾島 大介 さん
 新座市立八石小学校(埼玉県)
『なつやさい』
 佐藤 陽斗 さん
 関市立富野小学校(岐阜県)
『楽しかった流しそうめ』
 軸丸 朝咲 さん
 川崎市立犬蔵小学校(神奈川県)
『おにいちゃんとふたりたび』
 清水 美旺 さん
 倉敷市立旭丘小学校(岡山県)
『元気に育ったきゅうり』
 髙野 友聖 さん
 川越市立仙波小学校(埼玉県)
『行くぞ!オリンピック』
 高村 百合子 さん
 御殿場市立御殿場小学校(静岡県)
『ペチュニア』
 垂井 美冬 さん
 和歌山市立吹上小学校(和歌山県)
『まいこ たいけん してきたよ』
 丹下 裕翔 さん
 倉敷市立旭丘小学校(岡山県)
『大きなハサミかっこいい』


[ コンクール事務局より]
 今年は全国各地より1,946 名の児童から素敵すてきな手づくりの絵はがきが届きました。
 一度使った紙が自分達の手で段々と姿を変えてはがきに生まれ変わっていく作業、皆さん楽しみながらできたでしょうか。
 絵はがきを作る作業は、少し手間と時間がかかったかもしれません。でも、そうして苦労しながら一生懸命作った世界で一枚の絵はがきからは、1,946 名それぞれの「夏休みの思い出」がしっかりと伝わってきました。どれも素晴らしい作品ばかりで、審査員一同、時には感心し、感動しながら、たくさんの元気をもらうことができました。
 夏休みの自由課題じゆうかだいとして、またリサイクルを学ぶ授業の一環として取り組んだ学校も多く見受けられました。当コンクールが、学校や家庭でのリサイクル教育の一助となり、また絵はがきを作る体験が児童の思い出となって、紙に親しみを持つきっかけとなれば幸いです。
 最後になりましたが、ご指導しどうくださった先生方、ご家族、地域ちいきの方々のご協力に感謝いたします。
 ありがとうございました。
応募作品群 審査風景 応募作品群 審査風景
第13回 手づくり絵はがきコンクール 応募作品と審査風景 (平成28年10月)